『運命が変わりはじめた…』
?教室に通うきっかけ?
入会したきっかけは友人に誘われたからです。ちょうど更年期真っ只中の自分の健康はもとより、尿酸値の高い夫や、育ち盛りの息子たちのために、健康的なマクロビを習いたいと思いすぐに入会を決めました。
ところが、第一回目の授業後の面談で「家族の幸せを考えるのではなく、自分がまず仕合わせになることを考えなさい」と言われたのです。目が点になりました。私自身が健康に仕合わせになればおのずと周りがついてくるから、と言うものでした。うーむ‥それが本当に家族の仕合わせを考えることなのだろうか?遠回りではないのか?釈然としないまま帰路に着いたことを覚えています。半信半疑でスタートした玄米菜食でした。
?以前の食事?
(一例)
朝 ご飯(雑穀米)、味噌汁(キャベツ 油揚げ 豆腐)、納豆、釜揚げしらす等
昼 バームクーヘン(2切れ)
夜 ハンバーグホイル焼き(ブロッコリー トマト インゲン)、味噌汁(小松菜 豆腐
)、お刺身(いさき 甘海老)
?以前の症状
大きい便り 中サイズ1(毎日)
頭痛(生理2日前)、更年期障害(肩こり 冷え性 不定愁訴)
?教室に通うようになっての食事と変化?
朝 梅生番茶(入室2ケ月半から開始)
昼 黒豆入り玄米雑穀ご飯、ごま塩、けんちん汁
夜 黒豆入り玄米雑穀ご飯、ごま塩、けんちん汁、小豆かぼちゃ等一品
?現在の症状
大きい便り 大サイズ1(毎日)
頭痛…なんと1度もなくなった!
足先の冷えはあるが寒がりは改善、不定愁訴は感じられない程度になる
最初はお腹が空くかなぁと心配でしたが、お腹がすいたらけんちん汁をおかわりして良いとの事と一口を100回噛むことで満腹感がありました。
すばらしい排便効果に加え、この食生活にして2週間で1.5kg体重が落ちていましたので先生のおっしゃっていることを肌で感じ、「これはいい感じ!まずは1年続けてみよう!」と思いました。
この教室では数々のマクロビ料理の作り方もですが、私個人としては先生のおっしゃる恭子式マクロの考え方に非常に感銘を受け、それまでの頭のもやもやが晴れたというかなんだか一気に疑問が解けたような感覚になっていく手ごたえを感じています。
私は入会してすぐの頃、右中大脳に未破裂の動脈瘤が見つかりました。病院からはすぐに手術をした方が良いという医師と経過観察していこうと言う考え方のセカンドオピニオンをいただきました。
それでなくても病変が見つかり落ち込んでおりましたから、手術をするかしないかの判断には悩みましたが、リスクなどを熟孝した結果、不思議と「よしっ、次に進もう!」治療をしていただけば良い話!と、ある意味楽観的に前向きに考えることができました。
不安な事は取り去り私が元気になって仕合わせにならなければ家族も仕合わせにすることはできない、元々痛いことが嫌いな私ですが、自分の中で病気になった意味を考え、予想以上に迷いなく答えを出すことができました。そして手術入院する中では、病院の先生方、家族、友人…自分は本当に周りに支えられ助けられていることを再認識し、最終的に自分がどう生きたいのか?を考えさせられました。
入院中、これら周囲の方々のお役に立ちたい、そのためには進化して自分で自分の花を咲かせていきたいと考えていくうちに、頭は不安どころか感謝の念でいっぱいになっていました。
おかげで手術前も手術後もとても穏やかでいることができたのです。
恭子先生曰く、感謝が出ると自然治癒力が増すとの事、私は自分の体でその心を実感いたしました。先生の考え方のおかげで病気を治る運命にしていただいたと思っております。心穏やかにいられたと言えばはもう一つ、間違ったことをしているわけでもないときに「あっ、すみません!ごめんなさい!」と言うのを努めてやめたのです。これは自己暗示なのか、自然と自己安定感が増すのか不思議と心穏やかにいれるようになりました。
今後、私が気をつけていくべき課題は自分自身のことを明らかにしていくこと。自分自身と向き合うのは孤独で辛い作業だろうが、取り繕わず、自分の中の悪を認め、物事本位で前進していければと思います。長年、形にこだわり続けてきました。「巧言令色鮮し仁」、物事の「真理」を理解していなかったんだと教えていただきました。感謝を忘れず、謙虚な気持ちでコツコツと誠実に物事に向き合っていくしかなく、できた人を目指して人の役に立てる人間になりたいと切に思っております。
?気付いたこと?
?「天与の分限」…人にはそれぞれ決まった自分の器の量がある。これを超えたところに病気がある。一生の間に食べる量があり、自分は食べ過ぎていたと知った。
?私は私の花を咲かせれば良いと再認識した。他人と比較しなくなったのでおかげで気持ちが楽になりました。
※
恭子注:
人と比較する、というのは、私たちのする一番ストレスのたまることです。
?「あの人が消えてしまえばいいのに」と思った時、「こんな考えは悪いものだから消そう」と思いのではなく「自分はこう思っているんだ」と気づき、認める。自分で自分をジャッジしないようになった。ただ認める。
※
恭子注:
感情はそのままにしておいて、やるべきことをする、ということですが、詳しくは↓
https://ameblo.jp/happykyoko2007/entry-12562793551.html
?言葉の重み、自分の発言の責任を考え気に留めるようになった。思ってもないことが雰囲気や環境などで口をついて出るような事は本来ないはずだと気づいたから。
?恥の文化のこと…人から見てではなく、神から見て恥じないように。考えたこともなかった考え方だったが私を苦しめていたことの1つだと思った。
?自己否定しない…それも自分を過大評価しているから、自分ができると思っているから苦しいのか!人のせいではなく物事をコツコツとやっていくしかないという事につながると知った。
?野菜の皮や先端こそ大切にする。
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恭子注:
一物全体食、の考えです。
根っこも葉っぱも全部食べてこそ、バランスの取れたマクロビオティック食だということです。
恭子から一言
更年期障害の不具合も少しずつ良くなられ、素直に素直に、学ばれて、感動しました。
自分を見つめ明らかにすることが、自己否定してつらくなることを勧めているのではなく、自分の良さを生かして
心も身体も健康になるステップだということをしっかり受け取ってくださいました。
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